RUSI入門 みえる!エコーガイド下運動療法

書籍・教材レビュー

患者さんにリハビリを処方する際に、どんなことをするんですか?と聞かれ答えに困った経験はないでしょうか?

整形外科クリニックで勤務する中で、リハビリテーションの重要性をますます感じるようになりました。外来でも、患者さんにエコーを当てながら簡単なリハビリを説明できるようになりたいと思っていたところ、この書籍に出会いました。理学療法士の方への教材ですが、整形外科医の立場でも読み進めやすく勉強になったので紹介します。 

この本の評価

こんな人におすすめ

整形外科医 理学療法士 柔道整復師

レベル:エコーを使ったリハビリを学びたい人(初学者)

内容基礎 専門
用途通読 辞書
使用頻度 ★★★★★
カバー範囲
全身(部位・疾患別のリハビリ手技)
動画・付録
なし
isho.jp
取り扱いあり

※ isho.jp の取り扱いは2026年8月時点のものです。isho.jp とは

理学療法士の視点が分かると、リハビリを勧めやすくなる1冊

本ページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介しているのは運営者が実際に購入し使用した書籍のみです。免責事項

書籍の概要

本書は、森ノ宮医療大学の工藤慎太郎教授が編集された

“PTが”、“PTの視点で”、“PTのために”

超音波エコーを用いた理学療法の臨床実践とその基盤となる撮像方法をまとめた

*本書序文より引用

が特徴の1冊です。

RUSI(エコーガイド下運動療法)とは?

RUSI(Rehabilitative Ultrasound Imaging)は、エコーを用いてリアルタイムで筋肉や軟部組織を観察しながら行う運動療法のことです。

メリット
  • 運動中の動的な評価ができる
  • 治療対象となる組織に適切にアプローチできる
  • 理学療法士、患者さんへのフィードバックができる

この本の概要

RUSIの基礎知識から具体的な臨床応用まで、疾患ごとに幅広くまとめて下さっています。各章以下のような構成で解説されています。

本書で学べること

  • 疾患の一般的な説明
  • エコー画像を用いた解剖の解説
  • エコーを使った具体的なリハビリ手技の解説
  • 実際の臨床現場でのRUSIの活用方法

使ってみた感想と読み進め方

おすすめの使い方、読み進め方

部位別にまとまっているので、興味のある範囲を章ごとに読んでいくのがおすすめです

筋膜の肥厚や、筋の収縮/滑走不全など、医師向けの教材ではあまり取り上げられていない所見についても記載があり勉強になりました。エコー解剖を基に解説されているので医師の視点でも読みやすい書籍です。

理学療法士の方の疾患の捉え方が分かれば、患者さんにもリハビリを勧めやすくなりますし、ハイドロリリースなどのインターベンションについても納得して頂きやすくなると思います。理学療法士の方と協力して、エコーを共通言語とした一体感のある治療を提供できるようになりたいです。

まとめ

エコーを使ったリハビリテーションを学びたい整形外科医・理学療法士におすすめの1冊!

コメント